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緑ナンバーとは?白ナンバーとの違い・取得方法・メリットを解説!

緑ナンバーとは?白ナンバーとの違い・取得方法・メリットを解説!

トラック

「緑ナンバーとは何か」「白ナンバーと何が違うのか」と疑問を持つ方は少なくありません。

緑ナンバーは、有償で貨物を運送するために国土交通省の許可を受けた事業用トラックに交付されるナンバープレートです。

一般的な運送会社や引越会社が使用しており、取得には営業所や車庫の確保、運行管理体制の整備など一定の要件を満たす必要があります。

一方、白ナンバーは自家用車両であり、有償での貨物運送は原則として認められていません。制度の違いを正しく理解しないまま営業を行うと、違法運送に該当する可能性もあります。

緑ナンバーの定義、白ナンバーとの制度上の違い、取得手順、メリット・デメリットまで整理します。

著者

この記事の監修者

薮上祐希

中古トラックGROOWAVE 代表取締役

中古トラックオークションでの買い付け “だけ” に10年以上従事していた経験を持つ、トラック仕入れのプロ中のプロ。お客様に喜んでいただける車輛の見極めと、どこよりも安く落札するスキルには、他者の追随を許さない自信があります。プライベートでは、クラシックカーが好き。

緑ナンバーとは?

緑ナンバーとは、有償で貨物を運送する事業者に交付される営業用ナンバープレートです。対象となるのは、「貨物自動車運送事業法」に基づき、地方運輸局長の許可を受けた一般貨物自動車運送事業などの事業者です。引越会社や運送会社、企業向けルート配送業者のトラックが該当します。

荷主から運賃を受け取って貨物を運ぶ行為は許可制であり、許可を得た車両のみが緑ナンバーを装着できます。単にトラックを所有しているだけでは営業運送は行えません。

許可取得には、営業所や車庫の確保、原則5台以上の車両保有、運行管理者の選任、資金計画の提出など複数の要件を満たす必要があります。これらの基準を満たし、正式な許可を受けた車両が営業用トラックとして運行できます。

一方、白ナンバーの車両で報酬を得て運送を行う行為は「白トラ行為」と呼ばれ、無許可営業として行政処分や罰則の対象となる可能性があります。貨物を有償で運ぶ場合は、必ず緑ナンバーを取得し、法令に基づいた運行管理体制を整える必要があります。

緑ナンバーと白ナンバーとの違い

緑ナンバーと白ナンバーは、単なる色の違いではなく、運送の性質と法的区分によって明確に分かれています。最大の違いは「有償で他人の貨物を運べるかどうか」です。ここでは用途、法的義務、保険面の違いを整理します。

用途の違い

緑ナンバーは、荷主から運賃を受け取り貨物を運ぶ「有償運送」を行う事業用車両に交付されます。一般貨物自動車運送事業として他人の貨物を業として輸送する場合は、原則として緑ナンバーが必要です。

一方、白ナンバーは自家用車両です。自社の商品や資材を自社の業務の一環として運ぶ「自家輸送」は可能ですが、運送そのものを対価の対象とすることはできません。例えば建設会社が自社現場へ資材を運ぶ行為は認められますが、第三者から運賃を受け取る運送は許可が必要です。

この区分を誤り、有償で運送を行うと無許可営業(いわゆる白トラ行為)に該当する可能性があります。

運行管理・法的義務の違い

緑ナンバー事業者には、厳格な安全管理義務が課されます。具体的には、運行管理者の選任、運転者への点呼の実施、運転時間・拘束時間の管理、車両整備記録の保存などです。これらは「貨物自動車運送事業法」および関連法令で定められており、違反すれば事業停止や車両停止などの行政処分を受けることがあります。

白ナンバー車両には、貨物自動車運送事業法上の運行管理者選任義務はありません。ただし、業務で使用する場合は労働基準法や道路交通法の規制を受けるため、安全管理が不要という意味ではありません。あくまで事業用トラックに求められる運送事業特有の管理義務がないという違いです。

保険・事故対応の違い

緑ナンバー車両は事業用自動車保険に加入するのが一般的です。営業走行距離が長く事故リスクも高いため、保険料は自家用より高額になる傾向があります。その代わり、業務中の対人・対物事故に対応できる補償設計になっています。

白ナンバーは自家用契約の自動車保険が基本です。ただし、契約内容に反して営業運送を行った場合、事故時に保険金が支払われない可能性があります。用途と保険契約の不一致は重大なリスクにつながるため注意が必要です。

緑ナンバーを取得する方法

緑ナンバーを取得するには、単に車両を用意するだけでは足りません。一般貨物自動車運送事業の許可を受ける必要があり、営業所・車庫・人員体制・資金計画など複数の基準を満たす必要があります。ここでは主な要件と流れを整理します。

緑ナンバー取得の主な要件

一般貨物自動車運送事業の許可を受けるためには、地方運輸局が定める基準を満たす必要があります。代表的な要件は次のとおりです。

① 営業所の設置

事業を行う拠点となる営業所が必要です。用途地域の制限に適合していること、使用権原(賃貸契約書や登記事項証明など)が確認できることが求められます。

② 車庫の確保

車両を収容できる専用車庫が必要です。管轄運輸局の定める距離要件を満たすこと、申請車両が安全に出入りできる道路条件であることが求められます。

③ 最低車両台数の確保

一般貨物自動車運送事業では、原則として5台以上の事業用車両が必要です(地域や特例による例外あり)。軽貨物運送(黒ナンバー)は別制度となります。

④ 人員体制の整備

運行管理者の選任が必要です。また、一定台数以上の場合は整備管理者の選任も求められます。いずれも資格要件を満たしている必要があります。

⑤ 資金要件の充足

車両購入費、保険料、運転資金などを賄える自己資金が必要です。残高証明などにより資金計画の実現性が審査されます。

これらを満たして初めて、事業許可の申請が可能になります。

緑ナンバー取得までの手順

取得までの一般的な流れは次のとおりです。

① 事業計画の策定

運送内容、営業区域、車両台数、収支計画などを具体的に作成します。

② 営業所・車庫の要件確認

用途地域や距離要件、道路条件などが基準を満たしているかを確認し、必要書類を整えます。

③ 許可申請書の提出

管轄の地方運輸局へ申請します。申請後、補正指示が出る場合もあります。

④法令試験への合格

役員のうち1名が運輸局で実施される法令試験に合格する必要があります。事業者としての法令知識も審査対象となります。

⑤ 審査・許可取得

書類審査および必要に応じた実地確認を経て、基準を満たしていれば一般貨物自動車運送事業の許可が下ります。

⑥車両登録・事業用登録

許可取得後、車両を事業用として登録し、緑ナンバーが交付されます。

申請から許可までの期間は、標準処理期間で約4〜6か月程度が目安です。書類作成や要件確認が複雑なため、行政書士へ依頼するケースも少なくありません。

緑ナンバーを取得するメリット・デメリット

緑ナンバーを取得すると、有償で貨物を運ぶ運送事業を正式に営むことができます。一方で、許可制である以上、コストや管理義務も発生します。ここでは実務面から整理します。

緑ナンバーを取得するメリット

最大のメリットは、有償で他人の貨物を運送できる点です。一般貨物自動車運送事業の許可を取得することで、荷主から運賃を受け取り、正式な運送契約を締結できます。

多くの企業では、コンプライアンスの観点から緑ナンバー車両であることを取引条件にしています。結果として、参入できる案件の幅が広がるでしょう。

また、運行管理体制の整備が義務付けられることで、安全管理や労務管理の仕組みが明確になります。結果として、事故防止や長時間労働抑制につながり、事業の継続性を高める側面もあります。

さらに、営業リスクを前提とした事業用自動車保険に加入できるため、業務中の重大事故に対する備えを整えやすくなります。

緑ナンバーを取得するデメリット

最大のデメリットは、初期投資と維持コストです。営業所・車庫の確保、原則5台以上の車両準備、資金要件の充足など、開業前から一定の資金が必要になります。

許可取得後も、運行管理者の選任、点呼の実施、運転時間の管理、整備記録の保存など、日常的な管理業務が発生します。事業用保険料も自家用より高くなるでしょう。

さらに、法令違反があった場合のリスクは大きく、車両停止や事業停止などの行政処分を受ける可能性もあります。労働時間規制違反や重大事故は、企業の信用低下にも直結します。

車両台数や事業規模によっては、軽貨物運送事業(黒ナンバー)との比較検討も必要です。

まとめ

緑ナンバーは、有償で他人の貨物を運ぶために必要な営業用ナンバープレートです。一般貨物自動車運送事業などの許可を受けた車両のみが取得でき、白ナンバーとの違いは有償運送の可否だけでなく、貨物自動車運送事業法上の運行管理義務や加入保険の区分にも及びます。

取得には営業所・車庫の確保、原則5台以上の車両準備、運行管理者の選任、資金要件の充足などが必要です。申請から許可までは通常4〜6か月程度を要します。

緑ナンバーを取得することで、荷主との正式な運送契約が可能となり、参入できる案件の幅が広がります。一方で、初期投資や管理業務の増加、事業用保険料の負担などのコストも発生します。

運送事業を始める際は、一般貨物(緑ナンバー)と軽貨物(黒ナンバー)の制度の違いも含め、自社の事業規模や運送形態に適した区分を選ぶことが重要です。制度を正しく理解した上で計画を立てることが、安全で継続的な事業につながります。