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建設現場や資材運搬の現場で欠かせないのが「クレーン車」です。荷物を吊り上げて移動させる機能を持ち、用途に応じてさまざまな種類が存在します。
なかでも、トラックにクレーンを搭載したクレーン車、強い走破性を持つラフタークレーン、安定性が高いクローラークレーンなどは、現場ごとに求められる機能が大きく異なります。目的に合ったクレーン車を選ぶためには、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
本記事では、代表的なクレーン車の種類、必要な免許・資格、用途に応じた選び方を初心者にも分かりやすく解説します。中古クレーン車の購入を検討している方にも役立つ内容です。
クレーン車とは、ブーム(アーム)・ワイヤー・ウインチなどの吊り上げ装置を備えて、重量物を持ち上げたり水平移動させたりできる車両のことです。建設現場、工場、倉庫、港湾、資材置き場など、多くの場所で必要とされる重要な作業車のひとつです。
一般的な作業内容は「吊り上げ・積み込み・荷下ろし・資材移動」などで、数百キロ〜数十トンの荷物を扱えるモデルがあるため、現場に応じて必要なクレーンの種類が大きく異なります。
クレーン車は大きく分けると、下記2種類に分けられます。
特に建設現場では、走破性に優れ悪路に強いラフテレーンクレーンや、安定性の高いクローラークレーンが多く利用されています。
一方、運搬車としても使えクレーン車(移動式クレーン)は、荷物の運搬と積み下ろしを一台で行えるため、中小企業や資材業者の現場で非常に重宝されています。
クレーン車は見た目やサイズだけでなく、吊り上げ能力・作業半径・走行性能・設置安定性など、多くのポイントで種類ごとに大きな違いがあります。
クレーン車には用途や作業環境に応じて多くの種類があります。ここでは、建設・物流・資材運搬の現場で広く使われる代表的なクレーン車5種類をわかりやすく解説します。
クレーン車とは、トラックの荷台とクレーン装置を一体化した車両で、「運搬」と「積み下ろし」を1台でこなせるのが最大の特徴です。建材・機械・プレカット材・重量物の配送など、幅広い現場で重宝されています。
吊上げ能力は2〜3トン程度が一般的で、狭い現場でも扱いやすく、小回りが利く点が強みです。積み下ろし作業の効率化によって作業員の負担軽減にもつながるため、中小企業の運搬車両として非常に人気の高いクレーン車です。
トラッククレーンとは、走行用のトラックシャーシの上にクレーン装置を搭載した車両です。走行性能に優れ、一般道路での移動が容易なため、短距離〜中距離の現場移動に適しています。
主に建設現場の資材吊り上げや、空調機器の搬入、鉄骨建方など幅広い場面で活躍します。アウトリガー(安定脚)を広げて設置し、車体を水平に保つことで安定した吊り作業が可能です。
最大吊上げ能力はモデルにより異なりますが、数トン〜数十トンまで対応する車種もあり、万能クレーンとして広く利用されています。
ラフタークレーンは、オフロード走行に特化したクレーン車で、未舗装路や凹凸のある現場でも高い走破性を発揮します。様々な大きさやタイプのものがありますが総じて吊上げ能力が高く「未舗装路×重量物」の吊り上げに最適です。
また、四輪操舵機能により小回りが効き、都市部の狭い工事現場でも活躍します。建設現場・鉄骨工事・プラント作業など、強力な吊上げ能力が求められる場面で広く使用されています。
ホイールクレーンは、ゴムタイヤを装着した自走式クレーンで、舗装路での移動性に優れています。ラフターよりも大型モデルが多く、高い吊上げ能力を持つため、建設・橋梁工事・インフラ工事で活用されています。
ホイール走行のため公道移動も可能ですが、車体が大きいため走行許可や誘導が必要な場合があります。高所作業や長距離ブームを必要とする現場に最適です。
クローラークレーンは、キャタピラ(クローラー)で走行するクレーンで、地面との接地面積が広いため、高い安定性を確保できます。重量物の吊り上げに強く、最大吊上げ能力は数百トンに及ぶ大型モデルも存在します。
軟弱地盤や傾斜のある場所でも作業できるため、橋梁工事、ダム工事、大型建設プロジェクトなどで使われることが多いです。ただし、公道走行ができないため現場までの輸送はトレーラーなどを使用します。
クレーン車の操作には、車両の運転免許だけでなく、吊り作業に必要な専門資格が求められます。ここでは代表的なクレーン操作資格と取得条件を分かりやすく解説します。
玉掛け技能講習は、クレーンで荷物を吊り上げる際に必要となる資格です。「荷物にワイヤーをかける」「フックの掛け外しを行う」など、吊り作業の基本を扱います。
吊り上げ作業では、ワイヤーの選定や荷重バランスの判断が欠かせないため、玉掛け資格が必須です。
取得費用は 1万5,000円~2万円程度、受講期間は 2~3日 が一般的です(参考:複数教習機関)。
クレーン車を使う現場では最も取得者が多い資格のひとつで、安全な吊り作業を行う基礎スキルとして必須の講習です。また、この資格だけではクレーン自体の操作はできません。
小型移動式クレーン技能講習は、「吊り上げ荷重5t未満のクレーン」の操作に必要です。クレーン車(移動式クレーン)や小型トラッククレーンの操作はこの講習で対応できます。
取得費用は 3万〜5万円前後、日数は 2〜3日程度 で、比較的短期間で取得できるのが特長です。
5t未満とされていますが、現場で扱う荷物の大部分に対応できるため、建設業・運送業・設備業者で広く求められる資格です。
移動式クレーン運転士免許は、吊り上げ荷重5t以上のクレーン操作に必要となる国家資格です。対象は、ラフタークレーン・ホイールクレーン・大型トラッククレーンなど、高出力のクレーン車です。
学科試験と実技試験があり、取得難易度は高めです。費用の目安は 10万〜20万円、取得までの期間は 1〜3ヶ月程度 が一般的です。
大型建設現場・高所作業・重量物の吊り上げなど、重作業に関わる人には必須の資格で、保有していると現場での活躍の幅が大きく広がります。
現場によっては、クレーン操作と組み合わせてフォークリフトや高所作業車の技能講習が求められる場合があります。
特に資材搬入や重量物の移動作業が多い現場では、複数の資格を取得することで作業効率が大幅に向上します。
クレーン車を扱う業者では、「玉掛け+小型移動式クレーン」のセット取得が最も一般的ですが、さらに現場作業の幅を広げたい場合はフォークリフト資格なども有効です。
クレーン車は、車種・吊り上げ能力・ブーム長さ・走行性能など、選ぶポイントが多い特殊車両です。そのため、中古市場で購入する際は「用途に合っているか」「整備履歴は残っているか」「クレーン装置が適切に動作するか」を事前に確認することが重要です。
GROOWAVEでは、トラック・重機専門の査定士が厳選した中古クレーン車のみを掲載しています。
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