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1.5tトラックとは?サイズ・積載量・必要な免許など解説

トラック

小回りの良さと積載力のバランスで、建設業や配送業、引っ越し業など幅広く使われているのが「1.5tトラック」です。普通免許で運転できるモデルも多く、初めての業務用トラックとしても人気があります。

特に中古市場では、トヨタや日野、いすゞなどの実績ある車種が数多く流通しており、コストパフォーマンスの面でも魅力的です。

本記事では、1.5tトラックの外寸や荷台寸法、積載量や必要な免許、さらには新車・中古の価格相場、レンタカー活用法までをわかりやすく解説。選び方のコツも紹介します。導入・買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

著者

この記事の監修者

薮上祐希

中古トラックGROOWAVE 代表取締役

中古トラックオークションでの買い付け “だけ” に10年以上従事していた経験を持つ、トラック仕入れのプロ中のプロ。お客様に喜んでいただける車輛の見極めと、どこよりも安く落札するスキルには、他者の追随を許さない自信があります。プライベートでは、クラシックカーが好き。

1.5t(トン)トラックとは?

1.5tトラックは、最大積載量が1.5トンの小型トラックで、都市部での配送や引っ越し、建設資材の運搬など、幅広い用途で活躍しています。

コンパクトなサイズと十分な積載能力を兼ね備えており、初めて業務用トラックを導入する企業や個人事業主にも人気があります。

1.5tトラックの中古価格相場

中古車の場合、年式や走行距離、車両の状態によって価格は大きく変動しますが、一般的には以下のような価格帯で取引されています。

車種 相場価格(年式)
トヨタ ダイナ 約160万円〜200万円(2019年式)
日産 アトラス 約170万円〜210万円(2018年式)

中古車市場では、100万円台から購入可能な車両も多く、新車と比較してコストを抑えられる点が魅力です。

1.5tトラックのメリット

1.5tトラックは、普通免許で運転可能な車種も多く、初めての業務用トラックとしても選ばれやすい存在です。

2tトラックよりもコンパクトなサイズで取り回しがしやすく、都市部や狭い道でもスムーズに走行できます。また、必要十分な積載量を確保できるため、配送効率と操作性を両立したい方に最適です。

新車・中古車ともに選択肢が多く、価格帯の幅広さも導入しやすさの一因です。

1.5tトラックの活躍シーン

1.5tトラックは、引っ越しや宅配、資材運搬、建築現場への資機材搬送など、さまざまな業種で活用されています。特に、軽トラでは積載量が足りず、2tトラックでは大きすぎるというケースに最適です。

パワーゲート付きの仕様を選べば、重量物の積み下ろしも効率的に行えます。積載量・車両サイズ・運転免許のバランスが良いため、個人事業主から中小企業まで幅広く支持されています。

1.5tトラックの寸法サイズ・積載量

1.5tトラックを選ぶ際に重要なのが、車両の大きさや荷台の寸法、積載量です。購入後に「思っていたよりも荷物が積めなかった」「通行できない道路があった」といった失敗を避けるためにも、事前にサイズや仕様の目安を押さえておくことが大切です。

ここでは、1.5tトラックの基本的なサイズ感や荷台寸法、積載量の目安について、わかりやすく解説します。

1.5tトラックのサイズ(荷台寸法)

1.5tトラックの外寸は、使用用途や架装内容によって異なりますが、一般的なサイズは以下の通りです。

全長 約4.7〜6.0m
全幅 約1.7〜2.1m
全高 約2.0〜3.0m
荷台内寸 長さ:約3.0〜4.3m
幅:約1.6〜2.0m
あおりの高さ:約0.4〜1.5m

このサイズ感は、都市部の配送業務や狭小道路の通行にも適しており、2t車に比べて取り回しやすい点が特徴です。特に街中での業務用途では、1.5tクラスが重宝されます。

建材や荷物の積み降ろしに必要なスペースがしっかり確保されており、荷室の大きさと車体サイズのバランスが優れているのが1.5tクラスの魅力です。パワーゲート付き仕様を選べば、重い荷物もスムーズに積載できます。

1.5tトラックの積載量・車両総重量

1.5tトラックの最大積載量は約1,500kg(=1.5トン)で、車両総重量は約3.5〜4.5トンの範囲が一般的ですが、車両の仕様や装備によって異なる場合があります。

また、荷物の種類や運搬スタイルに応じて、アルミバン仕様や平ボディ仕様など複数のタイプが存在し、積載効率や使い勝手にも影響します。目的に合った形状を選ぶことで、より効果的な運用が可能です。

1.5tトラックと1tトラックの違い

トラックを選ぶ際に迷いやすいのが、1tと1.5tという積載量の違いです。どちらも小型トラックに分類され、似たような見た目ですが、用途や走行性能、コスト面においてはさまざまな違いがあります。

以下、1.5tトラックと1tトラックの違いを比較しながら、業務に適した車両選びのポイントを解説します。

積載量や荷台サイズの違い

1tトラックは最大積載量が約1.5tであるのに対し、1.5tトラックは約1,5tまで対応できるため、一度に運べる荷物の量に約1.5倍の差があります。

荷台の長さや幅も1.5tの方がやや広めに設計されており、かさばる荷物や重量物を扱う現場では1.5tの方が効率的です。荷台サイズが拡張されている分、使用できる業種の幅も広がります。

車両サイズや取り回しの違い

1tトラックは軽バンに近い感覚で運転でき、狭い道や住宅街などでも取り回しがしやすい点が特徴です。

一方、1.5tトラックは車両サイズがやや大きくなる分、積載量は増えるものの、運転には慣れが必要な場面もあります。近年は1.5tクラスでもコンパクトなボディ設計の車種が登場しており、都市部でも運転しやすい車種が増えています。

コストや導入のしやすさの違い

1tトラックは新車・中古車ともに比較的安価で入手でき、初期導入コストを抑えたい事業者に人気です。燃費や維持費も1.5tに比べてやや優れているケースが多いため、近距離配送や軽貨物中心の業種に向いています。

運搬量や業務効率を重視する場合は、多少コストがかかっても1.5tの方が結果的にコスパが良いというケースもあります。

1.5tトラックの運転に必要な免許

1.5tトラックを購入する際に確認しなければいけないのが、「運転に必要な免許の種類」です。

トラックの運転には、車両総重量や最大積載量によって必要な免許区分が異なります。特に、2017年の免許制度改正以降、普通免許で運転できる車両の条件が変更されているため、注意が必要です。

ここでは、1.5tトラックの運転に必要な免許について詳しく解説します。

1.5tトラックを普通免許で運転できる条件

2017年3月12日以前に取得した普通免許であれば、最大積載量2.0t未満・車両総重量3.5t未満のトラックを運転できます。仕様によっては1.5tトラックも普通免許で運転可能です。

一方で、2017年3月12日以降に取得した普通免許は、運転できる車両の範囲が制限されており、該当しないケースもあるため注意が必要です。

項目 普通免許
(2017年3月11日以前)
普通免許
(2017年3月12日以降)
準中型免許
運転可能な車両総重量 5.0t未満 3.5t未満 7.5t未満
最大積載量 2.0t未満 2.0t未満 4.5t未満
乗車定員 10人以下 10人以下 10人以下
1.5tトラックは運転可能? ◎(多くの車種で可) △(条件次第で可) ◎(全車種で可)

準中型免許が必要なケース

1.5tトラックであっても、車両総重量が3.5t以上、または最大積載量が2.0tを超える場合は、準中型免許が必要です。準中型免許は18歳から取得可能で、物流や建設業などの現場で広く活用されています。

免許制度の変更と注意点

2017年の法改正によって創設された「準中型免許」は、「道路交通法施行令(平成29年内閣令第24号)」に基づいて定められています。この改正により、普通免許で運転できる車両の範囲が縮小されました。

免許証の裏面には取得日が記載されているため、自分の取得時期を確認することが重要です。車両を購入した後に「運転できなかった」とならないよう、事前確認を徹底しましょう。

1.5tトラックの人気車種3選

「1.5tトラックを導入したいけれど、どの車種を選べばいいかわからない」そんな方に向けて、市場で特に人気の高い定番モデルを3つ厳選して紹介します。

トヨタ、日産、いすゞといった国内メーカーの中から、それぞれの特徴や導入時に注目すべきポイントをわかりやすくまとめました。用途や予算、運転環境に合わせて、自社にぴったりの一台を見つける参考にしてくださいね。

三菱ふそう キャンター

三菱ふそう キャンター

引用:三菱ふそう

三菱ふそう キャンターの特徴

  • 豊富なバリエーションと積載性の高さ
  • 耐久性に優れたエンジン性能
  • 運転支援システムなど最新装備が充実

三菱ふそう キャンターは、信頼性と多用途性に優れた小型トラックとして建設・運送・商業分野で幅広く活躍しています。高出力・高耐久のエンジンに加え、安全性能にも力を入れており、運転者の負担軽減にも貢献します。

最新モデルでは、先進の安全機能や快適なキャビン設計が取り入れられており、乗り心地や利便性が大幅に向上。中古市場でも選択肢が多く、状態の良いモデルを選べるのも魅力です。

日野 デュトロ

日野 デュトロ

引用:日野自動車

日野 デュトロの特徴

  • コンパクトで取り回しやすい設計
  • ハイブリッド仕様やEVモデルなど多彩なラインナップ
  • 安定性と積載量を両立したバランスの良さ

日野 デュトロは、小型トラック市場における代表的な車種のひとつで、都市部の配送から建設現場での使用まで幅広いニーズに対応します。全車両で安全装備を強化しており、日々の業務を支える信頼性の高さが魅力です。

ハイブリッドモデルやEVモデルも展開しており、環境配慮型のフリートにも対応可能。中古市場では台数も豊富で、状態や仕様のバリエーションからニーズに合わせて選びやすい車種です。

トヨタ ダイナ

トヨタ ダイナ

引用:トヨタ自動車

トヨタ ダイナの特徴

  • 信頼性の高いエンジン性能
  • 全国で整備しやすいサポート網
  • 荷台バリエーションが豊富

トヨタ ダイナは、長年にわたり多くの事業者から支持されてきた1.5tトラックの定番モデルです。高耐久なディーゼルエンジンや燃費性能に優れ、メンテナンス体制も全国で整っているため安心して運用できます。

また、平ボディ・アルミバン・パワーゲート付きなど、多彩な架装タイプが選べるのも魅力です。トヨタグループならではのパーツ供給力や残価の安定性も評価されており、リース・買い取りどちらの選択肢にも対応しやすい一台です。

中古1.5tトラックを選ぶポイント

新車と比べてコストを抑えられる中古トラックは、初期費用を抑えたい中小企業や個人事業主にとって魅力的な選択肢です。

しかし、中古ならではのチェックポイントを押さえておかないと、後々のメンテナンスや運用コストがかさむリスクもあります。ここでは、失敗しない中古1.5tトラックの選び方を3つの視点から解説します。

走行距離と整備履歴を確認する

中古トラックで最も重要なのが「走行距離」と「整備履歴」です。1.5tトラックは業務用として酷使されることが多いため、単に走行距離が少ないだけでは安心できません。

しっかりと定期点検やオイル交換が行われてきたか、エンジンやシャーシの消耗具合に異常がないかを、販売店や整備記録で確認しましょう。

荷台仕様や装備のチェック

1.5tトラックには、平ボディ、アルミバン、パワーゲート付きなどさまざまな荷台仕様があります。業種や用途に合わせて、必要な装備が備わっているかをチェックすることが大切です。

例えば、重量物を扱う業種であれば、パワーゲート付きの方が効率的ですし、宅配用途であればアルミバン仕様が望ましいです。中古車では装備の有無が一台ごとに異なるため、写真や現車確認をしっかり行いましょう。

年式と価格のバランスを見極める

中古トラックの価格は、年式や走行距離、車両状態によって大きく変動します。年式が新しくても、過走行であればメンテナンス費用がかさむ可能性があります。

一方で、年式が古くても整備状態が良く、価格が手頃な車両は狙い目です。特に、リースアップ車やレンタカー上がりの車両は、比較的メンテナンスが行き届いていることが多く、コストパフォーマンスに優れる傾向があります。

中古1.5tトラックをお探しの方はGROOWAVEまでご相談ください!

中古の1.5tトラックを安心して選びたい方は、ぜひGROOWAVEにご相談ください。走行距離や整備状況はもちろん、荷台仕様や装備の有無まで、プロの目でしっかりチェックされた車両のみをご紹介しています。引っ越し・建設・配送業など、用途に合った車種のご提案も可能です。

また、「どの免許で運転できる?」「パワーゲート付きがいい?」といった初めての方の疑問にも、専門スタッフが丁寧に対応します。中古でも安心できる一台をお探しなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。