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トラックコラム

アームロールとは?操作手順や注意点、フックロールとの違いなど解説

コラム

アームロールとは、脱着式のコンテナを搭載・積み替えできる特装トラックのことです。ゴミ収集・建設廃材・産業廃棄物の運搬などで使われており、現場にコンテナだけを置き、車両本体は離脱できるのが大きな特徴です。

4t〜大型まで幅広いサイズがあり、荷台とシャシーが一体になっていないため、作業効率や車両回転率の向上に寄与します。操作には専用の油圧アームを使い、走行には中型免許以上が必要です。

本記事では、アームロールの仕組みや操作方法、注意点、フックロールとの違い、中古車購入時のポイントまでわかりやすく解説します。

アームロールとは?用途や役割は?

アームロールとは?操作手順や注意点、フックロールとの違いなど解説 中古トラック

アームロールは、脱着式コンテナを積み降ろしできる特装トラックです。荷台とシャシーが分離できる構造により、作業現場での効率性や回転率を大幅に高められます。以下、アームロールの役割や用途について詳しく解説します。

アームロール車の基本構造と特徴・役割

アームロール車は、車両後部に油圧式アームを備えており、荷台部分に専用の脱着式コンテナを搭載・排出できる構造を持っています。車両本体と荷台が一体化していない点が、一般的な平ボディやバン型トラックとの大きな違いです。

積み降ろしの際は、車両後方に設置されたアームでコンテナを引き込み、シャシー上に固定する「積載動作」、あるいは反対にコンテナを地面に置く「脱着動作」を行います。これにより、車両本体は現場を離れて別作業が可能となり、複数の現場で効率よく回転運用することができます。

また、コンテナそのものが保管・保冷・廃棄物仕分けなどにも対応できるため、アームロール車は作業工程を大幅に簡略化できる物流ツールとも言えます。

アームロールの主な用途と活用される業種

アームロール車が最も多く使われているのは、廃棄物処理・産業廃棄物回収・建築解体業などの現場です。コンテナを現場に1つずつ設置しておけば、運搬車両はすぐに次の現場へ向かえるため、作業時間の短縮と回転率の向上が見込めます。

また、建設資材・スクラップ・鉄くずなどの運搬にも用いられ、重量物やかさばる荷物を効率的に積載できる構造が評価されています。コンテナ自体が一定のサイズ・形状に統一されていることで、倉庫や仮置き場でも扱いやすい点もメリットです。

最近では、自治体によるゴミ回収業務やイベント会場での廃棄物仮置きなど、一時的・臨時的な運用にも対応できる柔軟性から、導入が拡大しています。

アームロールの操作方法・手順

アームロール車

アームロール車の操作は、コンテナ(荷台)の着脱をリモコンやスイッチ操作で行います。正しい順序と安全確認を守ることで、事故やトラブルを防ぎつつ効率的に作業が可能です。ここでは積み込み時の基本手順を7ステップでわかりやすく解説します。

②クラッチを切ってPTO(パワーテイクオフ)スイッチを入れる

PTOスイッチは、エンジンの回転力を油圧に変換し、アームの作動に必要な油圧を発生させる装置です。まずクラッチを切り、PTOスイッチを入れたあと、ゆっくりクラッチから足を離すのがポイントです。

急に足を離すとエンストのリスクがあるため、踏み込みと離しを丁寧に操作することが重要です。PTO作動中は、操作音やインジケーターの変化にも注意を払いましょう。

ジャッキを出す(2t/4t=手動、大型=自動)

③車外からリモコンでチルト操作を行う

チルトリモコン

車外に出てリモコンの脱着「降ろしボタン」を押す、アームが降りる。

箱にひっかける

脱着「引き上げボタン」

箱が乗っかる→ゴミだけを降ろしたい場合は「チルトアップボタン」→戻す時は「チルトダウンボタン」

降ろしたい場合→脱着「降ろしボタン」を押す。

車体後部のアームを目いっぱい傾けます。このとき、周囲に人や障害物がないかを必ず確認してから操作しましょう。

チルトはコンテナを積載できる角度までアームを後方へ傾ける動作であり、不十分な傾きではスムーズに引き込みできません。油圧の動作音やアームの動きを目視で確認しながら操作しましょう。

④エンジン回転数を上げてパワーを確保する

チルトを終えたら、アクセル操作でエンジンの回転数を1500〜2000回転にキープします。重いコンテナをスムーズに引き上げるには十分なパワーが必要であり、回転数が低すぎると油圧不足でアームが動かないこともあります。

トルク不足はアームの負荷にもつながるため、規定範囲内の回転数を保ち、静かに引き上げに移るのがベストです。

⑤アームを「降ろし」状態にしてフックをかける

アームの先端を地面に近づけ、車体をゆっくりバックさせてフックをコンテナ前方の金具にかけます。このとき、コンテナのローラーと車体のローラー受けが真っ直ぐ合っているか、フックのかかりがしっかりしているかを必ず確認します。

斜めやズレた状態で引き上げると事故や破損の原因になるため、正確な位置合わせが成功のカギです。

⑥スイッチの「引き上げ」を押す

準備が整ったら、リモコンで「引き上げ」ボタンを押し、アームを使ってコンテナを荷台にスライドさせます。ローラーで滑らせるようにゆっくりと積み込み、車体後部のストッパーに密着するまでしっかり引き込みましょう。

⑦作業を終えたらジャッキを収納する(装備車のみ)

すべての積み込み作業が完了したら、ジャッキのスイッチをオフにして格納し、アームとリモコンを初期位置に戻してから出発準備に入ります。PTOの解除、操作レバーの中立確認、車両周辺の安全確認も忘れずに行いましょう。

アームロールを操作する際のコツ

アームロール車

アームロールは基本的な操作手順を守ることで安全に扱えますが、現場では「ちょっとした工夫」が作業効率と安全性を大きく左右します。以下、積み下ろしをスムーズに行うための3つの実践的なコツをご紹介します。

コンテナはできるだけ水平・平坦な場所に置く

アームロールの積み下ろし作業で最も重要なのは「コンテナの設置環境」です。傾斜のある場所や砂利、不整地などに置くと、アーム操作時に車両やコンテナのバランスが崩れやすくなり、荷崩れや転倒などのリスクが高まります。

また、コンテナが斜めに置かれているとフックがかかりにくくなり、スムーズに積載できません。可能な限りアスファルトやコンクリートなどの水平な地面で、まっすぐに配置することがトラブル防止につながります。

周囲の死角と巻き込みに注意する

アームロールは後方へアームを伸ばす構造上、死角や巻き込み事故に特に注意が必要です。積載・脱着時は必ず車両の周囲を目視で確認し、人や障害物がないことを確認してから操作を始めましょう。

とくに住宅街や工場構内では、歩行者やフォークリフトなどとの接触事故のリスクが高くなります。できれば、誘導者を立てての作業や、死角をなくすための補助ミラー・バックモニターの活用も検討するとよいでしょう。

作業スピードより「確実性」を重視する

アームロールの操作は慣れてくるとスピードアップしたくなるものですが、無理な操作や雑な積載は重大な事故や機材破損につながる原因になります。とくに重量物を積載する際は、少しのズレが大きな故障を招くこともあります。

時間に追われていても、「急がば回れ」の意識で、一つひとつの操作を確実に、ゆっくりと行うことが結果的に作業効率の向上につながります。

アームロールを操作する際の注意点

アームロールは作業効率の高いトラックですが、その構造上「転倒・荷崩れ・操作ミス」といったリスクも抱えています。重大事故やトラブルを避けるため、操作時に必ず押さえておきたい注意点を3つに分けてご紹介します。

積み込み時の「ウィリー」に注意

アームロールで重いコンテナを引き上げる際、車体の前方が浮き上がる「ウィリー現象」が発生することがあります。特に、荷台に重心が偏っているコンテナや、積載物が偏っている場合に起こりやすく、非常に危険です。

この現象を防ぐには、オーバーハング部にあるジャッキを事前に降ろして車両を地面に固定することが重要です。ジャッキ装備車では必ずスイッチを入れて作動させましょう。少しの気の緩みが、大きな転倒や事故につながります。

コンテナ・荷物の固定不足は重大事故の原因に

コンテナの中身が不安定な状態で積載されると、走行中に荷崩れを起こしたり、最悪の場合はコンテナごと落下してしまうリスクもあります。また、ロックピンが正しくかかっていない場合も、走行中にコンテナがズレる危険があります。

積載後はロックピンの固定状態、フックの引っ掛かり具合、荷物の固定状況を必ずチェックしましょう。走行前に一度トラックを前後に軽く動かして、「カタつき」や「揺れ」がないかも確認しておくと安心です。

作業は必ずマニュアル通りに行う

「慣れてきたから」「急いでいるから」と独自の操作手順で作業してしまうと、アームや車体の破損・油圧不具合・転倒といったトラブルが起きやすくなります。

特に、ジャッキ・PTO・アーム収納・回転数管理などの基本操作は省略せず、常に定められた手順を遵守することが大切です。マニュアルは車両ごとに細かく仕様が異なるため、新しい車両に乗る前には必ず一読する習慣をつけましょう。

アームロールに必要な免許

アームロール車を運転するには、車両サイズに応じた免許が必要です。特に「総重量」「最大積載量」「けん引の有無」によって免許区分が変わるため、車両選びの前に正しく理解しておきましょう。

中型免許で運転できるアームロール

中型免許は「車両総重量7.5トン以上11トン未満・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満」の車両まで運転が可能です。4tクラスのアームロール車は多くがこの条件に当てはまり、中型免許で運転できる代表的なサイズです。

2007年(平成19年)以降の普通免許では、このクラスを運転することができないため、新たに中型免許(または準中型)を取得する必要があります。中型アームロールは都市部での産業廃棄物回収や小規模建築現場に使われることが多く、取り回しの良さと積載力のバランスに優れています。

大型免許が必要なアームロール

「車両総重量11トン以上・最大積載量6.5トン以上」の車両は、大型免許が必要になります。主に10t車クラスのアームロール車が該当し、コンテナサイズも大きく、運搬能力が非常に高いのが特徴です。

大型免許は21歳以上かつ運転経験3年以上が条件であり、取得には教習・審査・費用がかかりますが、大量の廃棄物や建設資材を扱う現場では非常に重宝されます。

また、大型車は制動距離が長く、死角も大きいため、運転スキルだけでなく安全意識の高さも求められる点に注意しましょう。

アームロールとフックロールの違い

アームロール車

「アームロール」と「フックロール」は、構造が異なる別の特装車だと解説されていることがあります。しかし、これは誤解です。この2つの車両は、脱着機能やコンテナの規格において実質的な違いはありません。違いの正体は、それぞれを製造・販売する大手メーカーが使用している登録商標にあります。

使い方は同じでメーカが違うだけ

どちらの車両も、油圧シリンダーを搭載したアーム(またはフック)を使って、車両後部に設置された脱着式コンテナ(バケット)を地面に降ろしたり、逆に車両に引き上げたりするための装置です。運転席からの操作で、コンテナの交換を迅速に行えるという基本的な役割に違いはありません。

さらに重要な点として、車両メーカーが異なっても、使用されるコンテナの規格は基本的に統一されています。これは、脱着装置付きコンテナ車が一般的に採用している標準規格があるためです。 例えば「アームロール車で降ろしたコンテナを、フックロール車で回収する」といった運用は問題なく可能です。この規格の互換性があるため、ユーザーは車両のブランドに関わらず、コンテナを共有して利用することができます。

アームロール: 新明和工業が使用している登録商標です。
フックロール: 極東開発工業が使用している登録商標です。

アームロール人気車種3選

アームロールはメーカーによって性能や特徴が異なります。ここでは、中古市場でも人気の高い代表的な3車種を紹介します。

いすゞ 「フォワード」

いすゞ フォワード

いすゞ フォワードの特徴

  • 中型クラスでのラインナップが豊富
  • 積載性と走行安定性のバランスが優秀
  • 中古台数が多く、価格帯にも幅がある

いすゞ「フォワード」は、中型アームロール市場で高い人気を誇るモデルです。4tクラスを中心にラインナップされており、都市部での廃棄物収集や工事現場での利用に適しています。

車体バランスが良く、狭い現場でも取り回ししやすい設計が魅力。全国で流通している中古車が多いため、選択肢や価格の幅が広く、予算や用途に応じて選びやすいのも特徴です。定番モデルとして、はじめてのアームロール購入にもおすすめできます。

日野 「レンジャー」

日野 「レンジャー」

日野 レンジャーの特徴

  • 耐久性とトルク性能に優れる
  • 建設・解体業者からの信頼が高い
  • エアサス仕様なども選べる

日野「レンジャー」は、耐久性と積載能力の高さが評価され、建設系ユーザーに人気の高い中〜大型アームロールです。ディーゼルエンジンの力強い加速と安定した走行性能により、重量物の積載・脱着もスムーズにこなします。

また、エアサス仕様なども流通しており、荷物へのダメージを抑えたい場合にも有効です。コンテナを多用する現場では、信頼性の高いモデルとして支持されています。

三菱ふそう 「ファイター」

三菱ふそう ファイター

三菱ふそう ファイターの特徴

  • 操作性に優れ、扱いやすい
  • 車体剛性が高く長寿命
  • 中古でも高年式・低走行の在庫が豊富

三菱ふそう「ファイター」は、アームロールとしての操作性に優れ、初心者や女性ドライバーにも扱いやすい設計が好評です。車体剛性が高く、積み下ろしの繰り返しにも耐える頑丈なフレーム構造を採用している点もポイントです。

中古車市場では比較的高年式・低走行の車両も多く、長期使用を想定した導入にも向いています。エコカー減税適用の型式も存在し、コストパフォーマンスの面でも魅力があります。

中古アームロールを購入する際のポイント

アームロールは構造が特殊なため、中古で購入する際には一般トラックよりも確認すべき点が多くあります。

以下、コンテナの互換性、油圧装置の状態、架装メーカーの仕様など、事前にチェックしておくことで導入後のトラブルを避けられるポイントを解説します。

コンテナとの互換性は必ず確認する

アームロールは車両とコンテナが独立しており、規格が合わなければ着脱ができないという大きな特徴があります。特に、コンテナの「長さ」「フック位置」「ローラー幅」などはメーカーや架装業者によって微妙に異なります。

購入時には、保有しているコンテナと互換性があるかどうか、または納車後に使用予定のコンテナに適合するかを必ず確認しましょう。中古車でコンテナ付きの物件もありますが、「車両とセットでないと合わない」ケースもあるため注意が必要です。

また、コンテナの規格が地域や業種で異なることもあるため、現場の仕様とマッチするか事前にヒアリングするのがベストです。

油圧装置の動作やメンテ履歴を要確認

アームロールの心臓部とも言えるのが油圧装置です。アームの上げ下げやコンテナの引き込みを担うため、オイル漏れ・アームの歪み・ホースの劣化などは要注意項目です。

中古で購入する際は、PTOの作動状況・シリンダーの伸縮のスムーズさ・操作時の異音や揺れがないか、左右に傾いていないかどうかなどを必ず確認しましょう。可能であれば、現地で実際に操作してみることをおすすめします。

また、前オーナーの整備記録(アワーメーターの稼働時間や油圧系統の交換履歴など)が残っていれば、より信頼性の高い判断材料となります。

架装メーカーの仕様と対応力も重要

アームロールは車両本体と架装(アーム部など)を別メーカーが製造していることが一般的です。代表的な架装メーカーには新明和工業・極東開発工業・モリタエコノスなどがあります。

架装メーカーによって、アームの可動範囲やロック機構、リモコンスイッチの配置などが異なるため、整備性や扱いやすさに違いが出ます。また、修理部品の供給状況や販売店の対応力も、導入後の稼働に直結します。

とくに古い年式や海外メーカー製の架装は、部品調達が難しくなっていることもあるため、信頼できる国内メーカーを選ぶのが安心です。

中古アームロールをお探しの方はぜひGROOWAVEまでご相談ください!

アームロールは構造が特殊で、購入後に「コンテナと合わない」「油圧が不安定」などのトラブルも起こりがちです。だからこそ、状態の良い1台を、信頼できる業者から選ぶことが大切です。

GROOWAVEでは、4t・10tなど各種アームロール車を豊富に取り揃えております。専任スタッフが、使用用途・積載物・コンテナ規格に応じた最適な1台をご提案いたします。構造や装備、整備状態についても丁寧にご説明し、納得の上でご購入いただける体制を整えています。

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