パッカー車(塵芥車)買取を取り巻く状況
2025年現在、パッカー車は自治体や民間のごみ収集事業者、リサイクル業者など多様な現場で活躍しています。
ごみ分別の高度化や衛生意識の高まり、リサイクル需要の拡大により、中古パッカー車の需要も年々増加しています。
特に新車の納期が長期化している昨今、即戦力となる中古車へのニーズは非常に高く、国内外を問わず高値で取引されるケースが増えています。日本製パッカー車はその堅牢性とメンテナンス性が評価され、海外でも高い人気を誇っています。
パッカー車(塵芥車)を高く売却するポイント
パッカー車の査定では、積込み部やプレス板・排出板の動作状態、荷箱内の清潔さ、ホッパー(ごみ投入口や排出部)の状態、汚水タンクの有無、連続スイッチの有無、外装の割れや錆びなどが重要なポイントとなります。
特に「何を積んでいたか」は査定額に大きく影響します。
生ごみを扱っていた車両は臭いや腐食リスクが高く、査定に影響することも。ボールや紙、発泡スチロールなどの資源ごみを主に運んでいた車両は箱内がきれいに保たれていることが多く、高評価につながります。
生ごみを積んでいた場合は、こまめな洗浄で臭いや錆び、腐食を防ぐことが査定額アップのポイントです。
また、汚水タンクが装備されていると衛生面でプラス評価となり、連続スイッチ(連続運転機能)は作業効率を重視する現場で人気があります。ただ、自治体ごみ収集用途では安全上単動のみの仕様が求められることもあるため、当社では国内外の様々なニーズに合わせて高額査定をさせていただいております。
パッカー車買取の相場と当社の買取実績
パッカー車の買取相場は、年式や走行距離、架装メーカー、積載量、そして上物(架装部)の状態によって大きく変動します。
新車の場合は400万~600万円、中古車では150万~500万円程度が目安となりますが、10年以上経過した車両でも状態や仕様次第で100万円台から高額査定が期待できます。
特にプレス板や巻き込み板の摩耗、箱内の腐食や穴あき、油圧シリンダーのオイル漏れなどは大きな減点要素となるため、日頃のメンテナンスが重要です。
当社のパッカー車買取実績
私たちがこれまでに買取させていただいた平ボディの買取実績をご紹介します。査定に出そうか迷われている方、ぜひ参考になさってください!