• パッカー車の買取について

    パッカー車(塵芥車)は、ごみ収集の現場で欠かせない特殊車両です。一般的にごみの積み込み方式によって「プレスパッカー」「巻き込みパッカー(ルートパッカー)」「ロータリーパッカー」の3タイプに分かれます。

    プレスパッカーは、上から降りてくるプレス板がごみを強力に圧縮しながら荷箱へ送り込み、排出時には前方の排出板が後方に下がってごみを押し出します。巻き込みパッカーは、横軸に取り付けられた回転板がごみを巻き込むように荷箱へ送り込む仕組みで、ダンプアップで排出するタイプと排出板で出すタイプがあります。ロータリーパッカーは、円筒状のドラムが回転してごみを連続的に積み込む方式ですが、国内では流通量が少なく、あまり見かけない存在です。

    いずれの方式も、ごみの種類や収集現場の作業効率に応じて選ばれており、都市部から地方まで幅広く利用されています。

    目次

    WEBでかんたん査定

    パッカー車(塵芥車)買取を取り巻く状況

    2025年現在、パッカー車は自治体や民間のごみ収集事業者、リサイクル業者など多様な現場で活躍しています。

    ごみ分別の高度化や衛生意識の高まり、リサイクル需要の拡大により、中古パッカー車の需要も年々増加しています。

    特に新車の納期が長期化している昨今、即戦力となる中古車へのニーズは非常に高く、国内外を問わず高値で取引されるケースが増えています。日本製パッカー車はその堅牢性とメンテナンス性が評価され、海外でも高い人気を誇っています。

    パッカー車(塵芥車)を高く売却するポイント

    パッカー車の査定では、積込み部やプレス板・排出板の動作状態、荷箱内の清潔さ、ホッパー(ごみ投入口や排出部)の状態、汚水タンクの有無、連続スイッチの有無、外装の割れや錆びなどが重要なポイントとなります。

    特に「何を積んでいたか」は査定額に大きく影響します。

    生ごみを扱っていた車両は臭いや腐食リスクが高く、査定に影響することも。ボールや紙、発泡スチロールなどの資源ごみを主に運んでいた車両は箱内がきれいに保たれていることが多く、高評価につながります。

    生ごみを積んでいた場合は、こまめな洗浄で臭いや錆び、腐食を防ぐことが査定額アップのポイントです。

    また、汚水タンクが装備されていると衛生面でプラス評価となり、連続スイッチ(連続運転機能)は作業効率を重視する現場で人気があります。ただ、自治体ごみ収集用途では安全上単動のみの仕様が求められることもあるため、当社では国内外の様々なニーズに合わせて高額査定をさせていただいております。

    パッカー車買取の相場と当社の買取実績

    パッカー車の買取相場は、年式や走行距離、架装メーカー、積載量、そして上物(架装部)の状態によって大きく変動します。

    新車の場合は400万~600万円、中古車では150万~500万円程度が目安となりますが、10年以上経過した車両でも状態や仕様次第で100万円台から高額査定が期待できます。

    特にプレス板や巻き込み板の摩耗、箱内の腐食や穴あき、油圧シリンダーのオイル漏れなどは大きな減点要素となるため、日頃のメンテナンスが重要です。

    当社のパッカー車買取実績

    私たちがこれまでに買取させていただいた平ボディの買取実績をご紹介します。査定に出そうか迷われている方、ぜひ参考になさってください!

     

    パッカー車の買取実績

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    パッカー車・塵芥車査定に向けたアドバイス

    パッカー車の査定では、上物(架装部)の動作や状態が最も重視されます。

    プレス板や巻き込み板がスムーズに動くか、排出板やホッパー内部に異常がないか、箱内の清潔さや錆び・腐食の有無、外装の割れや穴あきがないかをしっかり確認することが大切です。また、汚水タンクや連続スイッチといった装備の有無、メンテナンス履歴や修理・事故歴の有無も評価に直結します。

    ただし、軽い凹みやランプの壊れなどはほとんど査定額に影響しないので、あまり気にせず査定に出してしまって大丈夫です。

    グルーウェーブでは、現場経験豊富なスタッフが1台1台丁寧に査定し、現場での使われ方や装備の特性も加味して、1円でも高い買取を目指しています。まずはお気軽にご相談ください。