冷凍トラック買取を取り巻く状況
2025年現在、中古の冷凍車は非常に高い需要を維持しており、当社でも買取を強化中です。
国内では食品物流や宅配、医薬品輸送の分野で引き合いが多く、特に−20℃以下の低温帯に対応した冷凍機付き車両は高評価。海外でも、日本製の冷凍車はコンプレッサーの信頼性や断熱性能が評価され、アジア・中東・アフリカなどでの需要が高まっています。
特に冷凍ウイング車は、幹線輸送でのニーズが強く、中古市場でも価格は高止まりしています。
冷凍車を高く売却するコツ
冷凍車の査定では、車体の状態に加えて「冷凍機の性能」と「荷室の断熱状態・清潔さ」が重要です。
冷凍機が正常に冷えるかは、実際に動かして1時間以上かけて確認する必要があり、査定時の大きな評価ポイントです。また、箱の中にどの程度臭いが残っているかや、内壁に穴が空いていないかも確認します。穴があると断熱材が露出し、保冷性能が大きく低下するためマイナスです。
冷凍機の種類(直結式/サブエンジン式)も評価のポイントとなります。冷凍機がサブエンジン式の場合は、アワーメーターの使用時間や異音・オイル漏れの有無も重視されます。
サブエンジンの修理は高額になるため、状態次第で評価が分かれます。
一方、直結式の場合は車両のエンジンで駆動されるため、エンジン本体の整備状況も見逃せません。
冷凍車の買取相場
冷凍車の買取相場は、年式・走行距離・車両サイズに加え、冷凍機のメーカー(サーモキング・菱重など)、設定温度、連続運転の可否、庫内の状態、そして冷凍機の駆動方式(直結式かサブエンジン式か)によりさまざまです。
特に−20℃対応モデルや、パワーゲート付き・ジョルダー付きの冷凍車は、一般的に高評価と言えるでしょう。
サブエンジン式の大型冷凍車は高額査定の可能性もある一方、エンジンの状態によって減点されるケースもあるため、日頃のメンテナンスが鍵となります。
当社の冷凍トラック買取実績
私たちグルーウェーブがこれまで買取をさせていただいた冷凍車をご紹介します。