ダンプの買取について

中古ダンプを取り巻く状況

2025年現在、中古のダンプトラックは国内外で安定した需要があり、当社でも積極的に買取を強化中です。

国内では建設ラッシュや災害復旧関連工事の継続によって、土砂・骨材・廃材の輸送ニーズが高まっており、中古車の流通も活発です。海外においては、日本製トラックの耐久性と整備のしやすさが評価され、とくにアジアや中東・アフリカ圏への輸出が堅調です。

また、2020年以降の半導体不足や新車納期の遅延を受け、中古ダンプ市場は依然として高値圏で推移しています。

中古ダンプを高く売るコツ

私たちトラック査定のプロは、ダンプトラックの骨格や使用感を重視して価値を見極めます。

特に床面の凹み（鉄板部）、横根太の曲がり、鳥居（プロテクター）の歪みなど、見た目よりも「直しにくい箇所」の状態が重要です。外装のキズや塗装剥がれなどは比較的簡単に修復できますが、構造部分のダメージは査定に大きく響きます。

また、使われ方も重要で、土砂や砕石を積んでいたダンプは比較的綺麗で高評価ですが（余談ですが私たち関係者は「サラッとしているダンプ」などと言っています）、生コンやタールを扱っていた車両は、汚れの除去や再塗装に追加の工賃がかかってしまうため、それを加味した査定金額になってきます。

さらに、アオリや架装の改造があると、車検適合性や積載量変更のリスクがあるため、こちらも評価に影響を及ぼす傾向にあります。

中古ダンプ買取の査定相場

ダンプトラックの査定相場は、年式・走行距離・積載量に加えて、使用環境や荷台の状態によっても大きく変動します。

中でも「土砂ダンプ」と「深ダンプ（土砂禁）」の違いは重要で、前者は一般建設向けとして回転が早く、後者は特殊用途として根強い人気があります。深ダンプは荷台容積が大きく高評価される傾向にありますが、アオリを後付けで改造してある場合は減点対象となるため注意が必要です。

また、人気メーカーのいすゞ「フォワード」や日野「レンジャー」などは安定した高値が期待でき、特に状態の良いものは引き合いも多く、早期の売却につながる可能性があります。

見た目に難があっても、車種や架装メーカーピンポイントで需要の高い地域や販売先があり、高額査定がお出しできることも。ぜひ一度、無料査定だけでもご依頼ください！

当社で買取した中古ダンプトラック

私たちグルーウェーブがこれまでに買取させていただいた中古ダンプの実績をご紹介します。査定に出そうか迷われている方、ぜひ金額の参考になさってください！