バスは、乗用車とトラックの中間に位置する多用途な車両で、用途やサイズ、装備によってさまざまなバリエーションがあります。主にマイクロバス、中型バス、大型バスに分かれ、送迎や観光、路線運行など幅広い現場で活躍しています。
バスの価値を大きく左右するのがグレードや仕様の違いです。グレードは乗用車と同様に装備や快適性の差を表し、仕様では座席の素材（モケットやビニール）、リクライニング機能の有無（略して「モケリク」）、ドアのタイプ（自動スライドドア、折戸、手動ドア）などが細かく分かれています。
さらに、座席の高さにもバリエーションがあり、ハイデッカーやスーパーハイデッカーといった高床バスは、座席が高い位置にあることで眺望や快適性が向上し、観光バスや長距離バスで特に人気です。ハイデッカーは床がタイヤハウスよりも高く、フラットな客室と広い床下収納を実現。スーパーハイデッカーはさらに床が高く、全高3.6m以上、床下に大容量の荷物室やトイレ・仮眠室を設けられるなど、上級仕様の観光バスや夜行高速バスで採用されています。
中古バス市場は国内外ともに安定した需要があります！
国内では自治体や学校、企業の送迎、観光業界での活用が根強く、新車納期の長期化やインバウンド需要の高まりを背景に、即戦力となる中古バスのニーズが上昇しています。特にハイデッカーやスーパーハイデッカーは観光バスとしての人気が高く、海外でも日本製バスの耐久性や快適性が評価され、アジアやアフリカを中心に輸出需要が拡大しています。
観光シーズンや新年度前には需要が一段と強まる傾向です。
バスの査定では、車両の状態とグレードや装備の違いが大きな評価ポイントとなります。
内装はトラックと違って乗用車に近い高い基準で見られます。座席やフロア、天井、ダッシュボードの汚れや傷、座席の仕様（モケット、ビニール、リクライニング可否）、トランクやエアコンの有無などを細かくチェックさせていただいております。
外装も凹みや傷、錆びなどがシビアに減点対象となり、特にフレーム（下回り）の錆びや腐食の程度をしっかりと確認しております。
ドアは自動スライドドアが主流ですが、折戸や手動ドアもあり、用途によって評価が分かれます。純正パーツやオプション装備が揃っているとプラス査定になりやすい傾向があります。
時期に応じて需要が高まる性質があるので、年度末や観光シーズン前など、売却のタイミングを狙うのもおすすめです。
バスの買取相場は、車種や年式、走行距離、グレード、装備、車体の状態などによって大きく変動します。マイクロバスであれば100万～580万円程度、中型バスは80万～2,000万円、大型バスは200万～2,800万円ほどが目安となります。
人気の高いグレードやオプション装備、メーカー車種は高値がつきやすく、逆に事故歴や修復歴、内外装のダメージが大きい場合は減額されます。特にハイデッカーやスーパーハイデッカー仕様は、眺望や荷物室の広さといった付加価値が評価され、高額査定につながります。
私たちがこれまでに買取させていただいた中古バスの買取実績をご紹介します。査定に出そうか迷われている方、ぜひ参考になさってください！
バスの査定では、グレードや仕様、装備の充実度、内外装の状態、フレームや下回りの錆び、座席数やトランクの有無、オプション装備の有無が総合的に評価されます。
マイクロバスは座席数やボディ長、中型バスは座席数やトランクの大きさ、大型バスは座席配置やサロン・トイレ・リフトなどのオプションが価値を左右します。ハイデッカーやスーパーハイデッカーは、眺望や快適性、荷物室の広さなどで観光・長距離用途に高く評価されるため、仕様や装備の詳細を明確に伝えることが高額査定のポイントです。
グルーウェーブでは、現場経験豊富なスタッフが1台1台丁寧に査定し、バスの特性や使われ方を加味した高額査定を目指しています。将来的な売却を見据えて今の価値を知っておくだけでも大丈夫！まずはお気軽にご相談ください。
千葉県市川市出身。中古トラックオークションでの買い付け “だけ” に10年以上従事していた経験を持つ、トラック仕入れのプロ中のプロ。これまでに評価買取をしてきた中古トラックの台数は数万台を超える。どんなお客様のトラックにも良いところを見つけて、それに応じた高い査定額をご提示することに、絶対の自信があります。
