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    商用車の買取に必要な準備とは。売却手順、注意点、代表的な商用車分類について解説

    商用車を買取ってもらうにはどのような手続きが必要なのでしょうか。

    緑ナンバーから白ナンバーへの変更手順、売却における注意点、そもそも商用車にはどのような種類があるのかについて解説します。本記事を読んで商用車の売却に向けた知識を網羅しましょう!

    公開:2025年6月27日 最終更新:2025年6月28日

    目次

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    商用車とはどんな車?

    商用車とは商業目的、事業で使用する車のことです。わかりやすいところでいうとまず「運ぶための車」があります。バン、平ボディ、クレーン、ダンプなどが該当します。もう一つ、「働く車」としてパッカー車、高所作業車、ポンプ車なども商用車です。

    運ぶための車に関しては、法的な分類がありナンバープレートで見分けることができます。緑ナンバーと白ナンバーです。

    緑ナンバーのトラックは、荷物を運ぶことを商売としている車、つまり客から運賃をもらって荷物を運ぶという届出をしています。

    一方、白ナンバーは、普通車と同じ括りです。自社の物品や資材を運ぶためのトラックであれば白ナンバーで問題ありませんが、運賃をもらって荷物を運ぶことはできません。

    実際にUber Eatsの配達員が白ナンバーの自家用車を使用して、料理を配達して逮捕されるという事例も出ています。同様に、バスでも白ナンバーのバンやマイクロバスが運賃をとって人を乗せることは違法です。

    商用車の売却の手順

    商用車の売却の手順は、白ナンバーなのか、緑ナンバーなのかで変わります。以下に解説します。

    白ナンバーの場合

    白ナンバーの商用車であれば、売却手順と必要書類は一般車と基本的に同じです。

    1. 必要書類を揃える
    2. 買取業者にWeb等で下見積もり依頼
    3. 仮見積もりの金額に納得がいけば、本見積もり
    4. ご契約
    5. 入金確認

    必要な書類

    • 実印
    • 印鑑証明書(発行後3か月以内)
    • 車検証(自動車検査証)
    • 自賠責保険証明書
    • 納税証明書(当年度分)
    • 整備手帳
    • 取扱説明書
    • リサイクル券(預託済みの場合)
    • メンテナンス記録

    詳しくはこちらの記事もご覧ください!

    トラック買取の流れとは?必要書類や高額買取を狙うための事前準備も解説

    緑ナンバーの場合

    緑ナンバーの商用車の場合、手続きや提出しなければいけない書類が増えます。売却手順は

    1. 必要書類を揃える
    2. 買取業者にWeb等で下見積もり依頼を出す
    3. 仮見積もりの金額に納得がいけば本見積もり
    4. 運輸支局に行き、車両の用途変更・事業用登録の抹消手続き(緑ナンバーから白ナンバーへ変更)をする
    5. 緑ナンバーから白ナンバーへ変更完了
    6. 成約
    7. 入金確認

    緑ナンバーの商用車を売却する場合、白ナンバーに変更する必要があります。

    白ナンバーに変更すると、事業用の運ぶ車ではなく普通車となり、自分用に使用したり売却ができるようになります。これを車両の用途変更・事業用登録の抹消手続きといいます。

    緑ナンバーから白ナンバーの変更は運輸支局で行います。車両のナンバー地域によって管轄の運輸支局は異なります。手続きの際には以下の書類を準備して持っていきましょう。

    緑ナンバーから白ナンバーへの変更に必要な書類

    • 車検証(自動車検査証) 原本 
    • 事業用自動車等連絡書 
    • 使用者の印鑑証明書(法人の場合は3ヶ月以内) 
    • 委任状(代理人が手続きする場合。 実印を押印したもの)
    • ナンバープレート(事業用ナンバー返納)
    • 自動車検査登録申請書(陸運局窓口で入手。用途変更または抹消内容を記入)
    • 自動車税・環境性能割申告書(窓口で入手し記入)
    • 手数料納付書(用途変更:1,000円前後の印紙を貼付して提出)

    自動車検査登録申請書、自動車税・環境性能割申告書、手数料納付書は申請当日に窓口で記入し提出します。他の書類は持参を忘れないようにしましょう。

    上記を提出し手続きが完了すると、用途が普通車に変更され、事業用登録が抹消されます。白ナンバープレートが交付され、車両に取り付け封印作業を行い手続き完了です。

    書類が全て揃っていれば、運輸支局での手続きは当日中に完了することがほとんどです。

    買取業者が緑ナンバーから白ナンバーへの変更手続きを代行してくれることもありますが、その場合は代行手数料が発生します。

    商用車の売却における注意点

    多くの場合、商用車の売却をするのは一般の個人消費者ではなく、法人か個人事業主のはずです。そのため、税金関係や権利関係が一般車両と異なるケースがあります。下記を頭に入れておきましょう。

    減価償却との兼ね合いで売却時期を見極める

    法人であれば法人税、個人事業主であれば所得税ですが、どちらにしても商用車の売却で得た売却益は課税対象です。

    積載量2トン以下の小型車は3年その他は4年(運送事業用の場合)が法律上の耐用年数です。それを過ぎると減価償却が終了し、車両の価値は0円になります。

    例えば購入時の金額が1,000万円だった大型トラックを4年目で600万円で売却する場合、

    年間の償却額:1000万円÷5=200万円

    4年目の価値:1000万円-200万円×3年=400万円

    売却益:600万円-400万円=200万円

    200万円が課税対象となります。

    しかし、価値がゼロになった6年目に同じ価格で売却したら、600万円に丸々税金がかかってくる計算になります。

    このように、減価償却費が残っているうちに売却した方が、納税額が得となるケースがあるため、商用車を売却するタイミングはしっかり計算の上で見極めましょう。

    課税事業者の場合、消費税が課税される

    また、課税事業者の場合、売却金額に対して所得税が課税されます。上記の法人税や所得税は減価償却後の売却益に対しての課税でしたが、消費税は単純に買取業者が買い取った額に対する課税となります。

    基本的に税込価格で提示されますが、手に入れたキャッシュは全額自分のものになるわけではないので、消費税を支払わなければいけないことを忘れないようにしましょう。

    所有権が「販売会社」「信販会社」になっていないか

    法人の場合、所有権が販売会社や信販会社のようなローン会社になっているケースが多いです。この場合、売却するにはまずローン会社の所有権を解除する必要があります。

    詳しくは、こちらの記事もお読みください。

    ローン残債ありのトラックを売却する方法とは?ローン会社の所有権解除の方法

    代表的な商用車10タイプと買取価格目安

    商用車に分類される車両にはどのような種類があるのでしょうか。

    代表的な商用車10タイプと買取価格目安を紹介します。

    平ボディ

    平ボディは荷台の部分に天井がないことから、濡れても良い建築資材・農産物・重量物などを運搬する用途によく使われます。トラックの中でも最もポピュラーなタイプです。

    後部側・車体の左右方向には水平に開閉可能な「あおり」があるのが特徴で、荷物の出し入れが容易となっています。国内・海外ともに中古車市場でも需要が拡大しており、買取価格にも期待を持てます。

    買取価格イメージ

    • 令和3年式日野プロフィア:¥10,732,000
    • 令和5年式三菱ふそうSグレート:¥10,564,000
    • 令和5年式日野デュトロ:¥2,968,000
    • 令和3年式いすゞエルフ:¥2,348,000

    他にも、以下のような買取実績がございます。

    f0101176 2555 0
    メーカー
    トヨタ
    車種
    ダイナ
    年式
    2009年
    買取金額
    ¥550,000
    詳しく見る
    f0115068 22100 0
    メーカー
    トヨタ
    車種
    ダイナ
    年式
    2022年
    買取金額
    ¥1,600,000
    詳しく見る
    f0200242 1330 1
    メーカー
    いすゞ
    車種
    フォワード
    年式
    1999年
    買取金額
    ¥900,000
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    ダンプ

    ダンプとは、荷台を油圧で傾けることで積載物を一気に下ろせるトラックで、主に土砂・砕石・廃材などの運搬に活躍しています。

    荷台の容量やアオリの深さによって、「土砂ダンプ」と「深ダンプ(土砂禁ダンプ)」に大別され、それぞれに特化した使い方がなされています。

    国内海外ともに中古車市場で高いニーズがあります。構造部分のダメージが少ければ少ないほど査定結果は高くなる傾向があります。

    買取価格イメージ

    • 令和6年式いすゞギガ :¥20,526,000
    • 令和3年式いすゞエルフ:¥2,341,000
    • 令和3年式三菱ふそうキャンター:¥2,490,000
    • 令和3年式三菱ふそうファイター:¥3,900,000

    他にも、以下のような買取実績がございます。

    f0101176 2555 0
    メーカー
    トヨタ
    車種
    ダイナ
    年式
    2009年
    買取金額
    ¥550,000
    詳しく見る
    f0115068 22100 0
    メーカー
    トヨタ
    車種
    ダイナ
    年式
    2022年
    買取金額
    ¥1,600,000
    詳しく見る
    f0200242 1330 1
    メーカー
    いすゞ
    車種
    フォワード
    年式
    1999年
    買取金額
    ¥900,000
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    クレーン付きトラック(ユニック車)

    クレーン付きトラック(ユニック車)は、荷台の後方やキャビンの背後にクレーンを装備しており、荷物の積み下ろし作業を一台で行えるのが特徴です。

    そのため、作業現場での効率向上に大いに役立っています。現場では「ユニック車」という呼び名で親しまれていますが、本来は古河ユニック社製のクレーンの商標名であり、現在は一般名称のように広まっています。

    中型車をベースにしたクレーン付きトラックは特に人気があり、国内外で高い需要があります。クレーン部の外観が綺麗であれば内部の状態も良好であることが多く、査定に期待を持てます。

    買取価格イメージ

    • 令和5年式日野プロフィア:¥18,392,000
    • 令和3年式いすゞギガ:¥16,001,000
    • 令和3年式三菱ふそうファイター:¥11,577,000
    • 令和5年式日野レンジャー:¥9,883,000

    他にも、以下のような買取実績がございます。

    f0101176 2555 0
    メーカー
    トヨタ
    車種
    ダイナ
    年式
    2009年
    買取金額
    ¥550,000
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    f0115068 22100 0
    メーカー
    トヨタ
    車種
    ダイナ
    年式
    2022年
    買取金額
    ¥1,600,000
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    f0200242 1330 1
    メーカー
    いすゞ
    車種
    フォワード
    年式
    1999年
    買取金額
    ¥900,000
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    バン・ウィング

    バントラックは、密閉された箱型の荷室を備えたトラックで、輸送中の荷物を天候や盗難のリスクから守ります。食品や雑貨、精密機器など幅広い貨物の輸送に利用されています。

    これに対してウイングトラックは、荷室の側面が翼のように跳ね上がって開閉する構造を持ち、パレットでの積み降ろし作業がしやすいのが特長です。

    買取価格にはウィング車であれば羽根部分やアオリ部分の凹みの有無、万トラックでは箱全体の状態が大きく影響します。

    買取価格イメージ

    • 令和4年式いすゞギガ:¥11,315,000
    • 令和3年式いすゞギガ:¥8,968,000
    • 令和5年式UDトラックスカゼット:¥2,333,000
    • 令和5年式いすゞフォワード:¥5,776,000

    冷凍車(冷凍冷蔵車)

    冷凍車・冷凍冷蔵車は、冷却システムを備えており、荷室内の温度を安定して管理できるバン型やウイング型のトラックです。

    冷蔵用・冷凍用といった異なる温度設定が可能なタイプが用意されています。冷凍機の性能、荷室の断熱状態・清潔さ、臭いがどの程度残っているか、内壁の穴の有無、冷凍機の種類などは査定に大きく影響します。

    買取価格イメージ

    • 平成29年式いすゞフォワード:¥2,125,000
    • 令和3年式いすゞエルフ:¥4,095,000
    • 令和3年式いすゞフォワード:¥5,880,000
    • 平成26年式UDトラックスクオン:¥2,007,000

    アームロール

    アームロールトラック(通称コンテナ車)は、後方のアームを使ってコンテナを積み降ろしできる特殊な装備を持っており、正式には「脱着式コンテナ専用車」と呼ばれます。

    架装部分の劣化やゆがみがあると修理費用が高額になるため、大きく査定に影響します。

    買取価格イメージ

    • 平成20年式いすゞフォワード:¥1,456,000
    • 平成30年式日野レンジャー:¥4,723,000
    • 平成21年式いすゞフォワード:¥1,566,000
    • 平成18年式いすゞフォワード:¥1,524,000

    キャリアカー

    キャリアカーは、車の運搬に使われる車です。

    大きく「車載専用車」と「重機運搬車(一般用ローダー)」の2種類に分類できます。車載専用車は乗用車の運搬に使われ、1台だけ運ぶローダータイプから、2台、3台、最大5台まで運べる単車型やトレーラー型など、多様なバリエーションが存在します。

    特に2段式の積載構造を持つ車両は、新車のディーラー間輸送やオークション会場への搬送で頻繁に利用され、最大で6台程度の車両を載せられる大型トレーラーもあります。

    また、積み降ろしの仕組みや用途に応じて、「セーフティローダー(荷台がスライド・傾斜するタイプ)」や「セルフローダー(アウトリガーで車体ごと傾けるタイプ)」といった特殊仕様も用意されています。荷台や台枠の状態によって査定額が大きく変わります。

    買取価格イメージ

    • 平成27年式日野レンジャー:¥2,299,000
    • 平成28年式日野レンジャー:¥8,605,000
    • 平成10年式三菱ふそうファイター:¥2,291,000
    • 平成23年式日野レンジャー:¥1,308,000

    パッカー車

    パッカー車(塵芥車)は、ゴミ収集作業に使われる専用車両です。

    ごみの積み込み方式により「プレス式パッカー」「巻き込み式パッカー(ルート式)」「ロータリー式パッカー」の3種類に分類されます。国内では主に「プレス式パッカー」「巻き込み式パッカー(ルート式)」が流通しています。

    プレス式は、上から降下する圧縮板でごみを押し込みながら荷室へと詰め込み、排出の際は前方に設置された排出板が後方へ移動してごみを押し出します。

    巻き込み式は、横向きの回転板が回転してごみを巻き取るように荷室内へ投入する仕組みで、荷台を持ち上げて排出するタイプと排出板で押し出すタイプがあります。車体の状態に加え、何を積んでいたかも査定に大きく影響します。例えば生ゴミを積んでいたパッカー車は臭いや腐食のリスクが高いため、厳し目の査定になることもあります。

    買取価格イメージ

    • 平成15年式三菱ふそうファイター:¥2,010,000
    • 平成16年式いすゞフォワード:¥1,500,000

    バス

    バスにはマイクロバス、中型バス、大型バスの3種類があり、送迎、観光、路線運行など様々なシーンで使用されています。

    バスの価値を左右するポイントのひとつがグレードや仕様の違いです。グレードは装備内容や乗り心地の良さを示し、仕様の面ではシート素材(モケットやビニール)、座席のリクライニング機能の有無、ドアの開閉方式(自動スライド、折戸、手動など)などが細かく分類されています。

    さらに、座席位置の高さによっても種類が分かれます。

    ハイデッカーやスーパーハイデッカーと呼ばれる高床タイプは、視界の良さや乗り心地の面で優れており、観光バスや長距離運行用として人気です。ハイデッカーは床がタイヤ上部より高く設計され、車内はフラットな構造で床下には広い収納スペースを確保。

    スーパーハイデッカーではさらに床が高くなり、車高は3.6メートル以上にも及びます。床下には大型の荷物室に加え、トイレや仮眠スペースなどを備えた仕様もあり、主に高級観光バスや夜行高速バスなどで採用されています。

    査定は乗用車に近い内容となり、内装、外装ともに外観の綺麗さや機能がシビアにチェックされます。

    買取価格イメージ

    • 平成26年式日野セレガ:¥1,859,000
    • 平成20年式日野リエッセⅡ:¥1,147,000
    • 平成7年式三菱ふそうエアロミディMK:¥940,000
    • 平成17年式トヨタコースター:¥1,355,000

    タンク車

    タンク車は、液体や気体などの特定の物資を大量に、かつ安全に運搬することを目的に作られた専用車両です。

    輸送する内容物によってタンクの材質や構造が大きく変わり、たとえば石油類や可燃性物質を運搬する「危険物タンクローリー」、水や食品、飲料などを運ぶ「非危険物タンクローリー」、高圧のガス類を輸送する「高圧ガスローリー」など、用途に応じた多彩なタイプが存在します。

    特に水、温泉水、牛乳、酢酸といった食品や飲料関連の輸送では、衛生面や安全性を確保するために、タンク内部の素材やパッキンの仕様が厳しく定められています。

    何を運んでいたかが大きく査定に影響し、タンク書類や許認可の有無によって金額が100万円単位で変わってきます。

    買取価格イメージ

    • 平成24年式日産アトラス:¥1,490,000
    • 平成18年式日野プロフィア:¥1,164,000
    • 平成28年式いすゞフォワード:¥1,541,000
    • 平成27年式トヨタダイナ:¥1,173,000

    商用車を売却する方法とは

    中古の商用車を売却する方法は、大きく分けて3通りあります。以下にそれぞれの特徴をご紹介します。

    商用車専門の買取業者に依頼する

    まずは、商用車に特化した中古車買取業者へ査定を依頼しましょう。

    今回紹介した商用車はバス以外はトラックに分類されますし、トラック買取業者はバスの買取にも対応していることが多いので、トラック買取業者を選ぶのがおすすめです。

    まずは現在自分の保有する商用車にどの程度の価値があるのかを把握することが重要!

    新車を購入する予定だからと、最初からディーラーに下取りを依頼してしまうと、本来もっと高く売れた可能性があったのに、市場相場より低い金額で下取りされてしまうケースも少なくありません。

    売却価格の相場感をつかむ意味でも、まずは専門の買取業者に査定を依頼し、提示額を参考に売却先を検討するのがおすすめです。

    ディーラーでの下取り

    新車の購入を考えている場合、購入先のディーラーに商用車を下取りしてもらうという選択肢もあります。下取り金額は新車の購入代金に充当されるため、手続きが一括で済むのが利点です。

    ただし、先述の通りディーラーの下取り額は一般的に中古車市場の買取価格よりも低くなる傾向があります。

    より高値での売却を狙うなら、やはり商用車、トラック専門の買取業者に相談する方が良い結果につながりやすいでしょう。

    とはいえ、売却と新車購入が同時に進められるため、手間や時間を削減できるのはディーラー下取りのメリットです。

    オークションに出品する

    オークションを活用する方法もありますが、業者向けのオートオークションは資格が必要なため、一般の事業者は直接出品できません。

    誰でも利用できるのはインターネットオークションなどになりますが、交渉や名義変更、必要書類の準備などすべて自分で進める必要があるため、負担が大きくなります。

    手間やリスクを考えると、オークションはある程度経験のある方でないとハードルが高い方法と言えます。

    まとめ

    日本メーカーの中古商用車は国内・海外市場ともに非常に人気があり、売却自体は難しくありません。

    ただし、今回紹介したように普通車売却とは違う手続きが発生しますし、普通車よりも過酷な環境で稼働しているため、査定額の幅もかなり大きくなります。

    まずは、本記事を読んで自分が保有している商用車に必要な手続きを確認すると同時に、商用車・トラック専門の買取業者に見積もりの相談をしてみましょう。

    トラック買取専門店グルーウェーブでは、今回紹介した種類の商用車の積極買取を行なっています。是非お気軽にお見積もりのご依頼をいただければ幸いです!

    監修・文責:籔上 祐希 (トラック買取専門店 GROOWAVE 代表)

    千葉県市川市出身。中古トラックオークションでの買い付け “だけ” に10年以上従事していた経験を持つ、トラック仕入れのプロ中のプロ。これまでに評価買取をしてきた中古トラックの台数は数万台を超える。どんなお客様のトラックにも良いところを見つけて、それに応じた高い査定額をご提示することに、絶対の自信があります。