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    トラック廃車手続きの流れ・必要書類・費用相場を解説

    公開:2026年6月7日 最終更新:2026年6月17日

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    ご不要なトラックを廃車したいと思っても、「何から始めればいいかわからない」「費用はいくらかかるのか不安」と悩む方は少なくありません。特に事業用トラックや大型車両は、普通車より確認事項が多く、必要書類や手続きが複雑になる場合があります。

    また、故障車や古いトラックでも、国内外の需要や部品需要によって買取価格が付く場合があります。実際には、廃車費用がかかると思っていた車両に査定額が付くこともあります。廃車手続きを進める前に、まずは売却できるか確認することが重要です。

    この記事では、トラック廃車手続きの流れや必要書類、費用の目安、税金還付の仕組みをわかりやすく解説します。さらに、廃車前に無料査定を受けるべき理由や、高価買取につながるポイントも紹介します。

    トラックの廃車手続きとは?まず知っておきたい基礎知識

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    トラックの廃車手続きは、車両を解体する場合と、一時的に使用を止める場合で内容が異なります。まずは廃車の種類を理解し、費用や還付金、売却できる可能性まで確認することが大切です。

    トラック廃車手続きの種類(一時抹消・永久抹消)の違い

    トラックの廃車手続きには、主に「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の2種類があります。一時抹消登録は、トラックを一時的に公道で使用しない状態にする手続きです。将来的に再登録して使用する可能性がある場合や、売却先が決まるまで保管する場合に選ばれます。

    一方、永久抹消登録は、トラックを解体し、今後公道で使用しない場合に行う手続きです。事故や故障で修理費が高額になる場合や、老朽化で再使用が難しい場合に選ばれます。永久抹消を行うと、車両として再登録することはできません。

    永久抹消を行う前に、車両を今後使用しないか、再登録の可能性がないかを確認しておきましょう。一度解体すると、再び車両として使用することはできません。

    トラックを廃車にする主な理由

    トラックを廃車にする理由は、故障・事故・老朽化・乗り換え・事業整理などさまざまです。特に多いのは、エンジン不調やミッション故障など、修理費が高額になるケースです。大型トラックや特装車では、修理費が数十万円〜100万円以上になることもあります。

    また、年式が古くなった車両や走行距離が多いトラックは、車検費用や整備費用が増えやすくなります。維持費が利益を圧迫する場合、廃車や売却を検討するタイミングです。冷凍車・クレーン車・ダンプなどの特装車は、走行距離だけでなく、使用状況や架装の動作状況も劣化に影響します。

    ただし、廃車理由が「古い」「走行距離が多い」だけであれば、すぐに解体する必要はありません。国内外では日本製トラックの需要があり、年式が古くても再販できる場合があります。故障車や不動車でも、部品取り車として価格が付く可能性があります。

    普通車とトラックで廃車手続きが異なるポイント

    トラックの廃車手続きは、普通車と基本的な流れは似ています。ただし、車両区分や用途、名義によって必要な確認事項が増えます。特に法人名義や事業用ナンバーのトラックは、個人名義の普通車より手続きが複雑になりやすいです。

    例えば、法人名義のトラックでは、会社の印鑑証明書や代表者印、委任状などが必要になる場合があります。所有者がリース会社や信販会社になっている場合は、所有権解除の手続きも必要です。ローン残債がある状態では、自由に廃車できないケースがあります。

    また、トラックは架装によって価値が大きく変わります。同じ2tトラックでも、平ボディ・アルミバン・冷凍車・クレーン付きでは査定基準が異なります。廃車手続きだけを考えるのではなく、車両として売れるか、部品や架装に価値があるかを確認することが重要です。

    トラック廃車手続きの基本的な流れ

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    トラック廃車手続きの基本的な流れは、必要書類の準備、車両の解体または保管、ナンバープレートの返納、抹消登録、税金還付の確認です。永久抹消の場合は、解体後に解体業者による解体報告記録が登録されてから手続きを進めます。一時抹消の場合は、解体せずにナンバーを返納し、公道で使用できない状態にします。

    手続きは運輸支局で行いますが、事業用トラックや法人車両では追加書類が必要になることがあります。車検証の所有者欄と使用者欄が異なる場合は、所有者の承諾が必要です。事前確認をせずに進めると、書類不足で手続きが止まる可能性があります。

    トラック廃車手続きに必要な書類一覧

    トラックの廃車手続きでは、車検証や印鑑証明書、ナンバープレートなどが必要です。個人名義と法人名義で準備する書類が異なるため、事前に確認しておくと手続きがスムーズです。

    個人名義のトラック廃車に必要な書類

    個人名義のトラックを廃車にする場合、主に車検証、所有者の印鑑証明書、実印、ナンバープレート前後2枚、リサイクル券が必要です。業者に手続きを依頼する場合は、委任状や譲渡証明書を求められることもあります。印鑑証明書は、発行から3か月以内のものを用意するのが一般的です。

    車検証の住所と現在の住所が異なる場合は、住民票や戸籍の附票など、住所のつながりを証明できる書類が必要になります。結婚や改名などで氏名が変わっている場合も、変更履歴を確認できる書類を準備します。書類に不備があると、運輸支局で手続きが受理されない可能性があります。

    法人名義のトラック廃車に必要な書類

    法人名義のトラックを廃車にする場合は、車検証、法人の印鑑証明書、代表者印、ナンバープレート、リサイクル券などが必要です。業者へ依頼する場合は、法人名で作成した委任状や譲渡証明書も用意します。個人名義と異なり、会社情報と車検証情報が一致しているかの確認が重要です。

    会社名や本店所在地が変更されている場合は、履歴事項全部証明書などで変更履歴を証明する必要があります。車検証上の所有者がリース会社や信販会社の場合は、法人が使用していても自由に廃車できません。所有権解除やリース契約の確認が必要です。

    法人車両は、会計処理や税務処理にも注意が必要です。帳簿上で固定資産として管理しているトラックを廃車・売却する場合、売却損益や除却処理が発生することがあります。

    車検証・印鑑証明・委任状の取得方法

    車検証は、トラックの所有者や使用者、車両情報を確認するための重要書類です。車検証を紛失している場合は、管轄の運輸支局で再発行手続きが必要です。再発行には本人確認書類や理由書が必要になる場合があるため、早めに確認しましょう。

    印鑑証明書は、市区町村役場やコンビニ交付サービスで取得できます。ただし、コンビニ交付を利用するにはマイナンバーカードが必要です。法人の印鑑証明書は、法務局またはオンライン請求で取得します。廃車手続きでは、発行から3か月以内の印鑑証明書を求められることが多いため、取得時期にも注意が必要です。

    委任状は、廃車手続きを業者に依頼する際に使用します。所有者本人が運輸支局に行かない場合、実印を押した委任状が必要です。譲渡証明書も同様に、トラックを買取業者へ売却する際に使われます。書類の記入ミスや押印漏れがあると再提出になるため、専門業者に確認しながら準備すると安心です。

    ナンバープレート返納時の注意点

    トラックを廃車にする際は、原則としてナンバープレートを前後2枚返納します。一時抹消登録でも永久抹消登録でも、ナンバー返納は重要な手続きです。ナンバープレートを返納しないまま放置すると、税金や登録情報が残る可能性があります。

    ナンバープレートを紛失している場合は、理由書や警察への届出が必要になることがあります。盗難の場合は、警察で受理番号を取得してから手続きを進めます。事故や劣化でナンバーが破損している場合も、そのまま返納できるか事前に運輸支局へ確認しておくと安心です。

    また、事業用トラックや営業ナンバーの場合は、通常の白ナンバーよりも手続きが増える場合があります。運送事業で使用していた車両は、事業計画や減車手続きとの関係も確認が必要です。

    トラック廃車手続きの流れと進め方

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    トラックの廃車手続きは、必要書類を準備し、解体や抹消登録を進める流れが一般的です。大型トラックや法人車両は確認事項が多いため、全体の流れを把握しておくことで手続きをスムーズに進めやすくなります。

    トラック解体前に確認すべきポイント

    トラックを永久抹消登録する場合、まず車両を解体する必要があります。ただし、すぐに解体を進めるのではなく、事前に売却可能か確認することが重要です。古いトラックや不動車でも、国内外の需要や部品需要によって査定額が付くケースがあります。

    特に2t・4tトラックや、冷凍車・クレーン車・ダンプなどの特装車は、架装部分に価値が残っている場合があります。エンジン始動が難しい車両でも、ミッションや架装部品に需要があれば、査定額が付く可能性があります。

    また、車内の私物やETCカード、業務書類なども事前に確認しましょう。法人車両では、ドライブレコーダーやデジタコに業務データが残っている場合があります。解体後は車両を元に戻せないため、必要データの削除や取り外しは事前対応が必要です。

    運輸支局で行う抹消登録手続き

    トラックの抹消登録は、管轄の運輸支局で行います。一時抹消登録と永久抹消登録で必要書類は異なりますが、どちらも車検証や印鑑証明書、ナンバープレートなどが必要です。永久抹消登録では、解体業者による解体報告記録日も必要になります。

    一時抹消登録は、トラックを一時的に使用停止する手続きです。将来的に再登録する可能性がある場合や、売却待ちの状態で使用します。永久抹消登録は、車両を解体し、登録情報を完全に削除する手続きです。解体後にしか行えません。

    運輸支局では、抹消登録申請書への記入や窓口申請が必要です。初めて手続きを行う場合、記入方法がわかりにくいケースもあります。廃車専門業者や買取業者へ依頼することも検討しましょう。

    自動車税・重量税の還付手続き

    トラックを廃車すると、自動車税や重量税が還付される場合があります。特に永久抹消登録では、未経過分の税金が戻るケースがあります。還付対象になるかは、車両区分や手続き方法によって異なります。

    自動車税は、抹消登録を行った翌月以降の未使用期間分が月割りで還付されます。例えば、年額4万円の自動車税で6か月分が残っている場合、約2万円前後が還付対象になります。一方、重量税は永久抹消登録かつ解体済みの場合に還付対象です。一時抹消登録では、重量税は還付されません。

    また、還付金を受け取るには、銀行口座情報や本人確認書類が必要になる場合があります。住所変更や名義変更が未対応だと、通知が届かないケースもあるため注意が必要です。還付金の金額は車両総重量や残存車検期間によって変動します。還付制度を活用することで、実際の廃車コストを抑えやすくなります。

    ローン残債があるトラックの廃車方法

    ローンが残っているトラックは、所有者名義を確認することが重要です。車検証上の所有者が信販会社やリース会社になっている場合、使用者だけの判断では廃車できません。まずはローン契約内容と残債状況を確認しましょう。

    所有権が信販会社にある場合は、「所有権解除」の手続きが必要です。ローンを完済し、必要書類を提出することで所有権解除が進められます。完済前に廃車したい場合は、信販会社の承諾が必要になるケースがあります。

    トラック廃車の費用相場と還付金の目安

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    トラック廃車では、解体費用やレッカー代が発生する場合があります。ただし、重量税や自動車税が還付されるケースもあり、実際の負担額は車種や状態によって大きく変わります。

    トラック廃車費用の相場

    トラック廃車費用は、車両サイズや状態によって異なります。一般的な2tトラックでは、解体費用と抹消登録費用を含めて1万円〜5万円程度かかるケースがあります。4tトラックや大型トラックになると、車両重量や解体工数が増えるため、5万円〜15万円程度かかるケースがあります。

    また、不動車の場合はレッカー費用が追加されることがあります。搬送距離によって異なりますが、1万円〜5万円程度かかるケースがあります。タイヤ欠品や事故車など、自走できない状態では追加費用が発生しやすくなります。

    ただし、トラックは鉄資源や部品価値があるため、廃車費用が無料になる場合もあります。特に国内外の需要がある車種や、エンジン・ミッションが使用可能な車両は、ぜひお気軽に当社までご相談下さい。

    大型トラック・重機付き車両の廃車費用目安

    大型トラックや重機付き車両は、通常の平ボディより解体費用が高くなる傾向があります。10tダンプやトレーラーヘッドでは、解体・搬送・部品処理を含めて10万円〜30万円程度、場合によってはそれ以上かかるケースがあります。

    また、クレーン車・高所作業車・コンクリートポンプ車などの特装車は、架装部分の取り外し作業が必要になる場合があります。特に油圧装置やブーム部分は重量があり、解体工程が増えるため費用が上がりやすいです。

    一方で、特装車は架装部分に再販価値が残っているケースがあります。例えば、ユニック付き車両や冷凍機付きトラックは、中古市場や海外輸出市場で需要があります。そのため、解体費用がかかるどころか、買取価格が付く可能性があります。

    自動車税・重量税はいくら戻る?

    トラックを永久抹消登録すると、自動車税や重量税が還付される場合があります。還付額は、車両総重量や残存車検期間によって変わります。手続きを正しく行うことで、数万円単位の還付を受けられるケースもあります。

    自動車税は、抹消登録した翌月以降の未使用期間分が月割りで還付されます。例えば、年額4万円の自動車税で、6か月分が残っている場合、約2万円前後が還付対象です。

    重量税は、永久抹消登録かつ解体済みの場合のみ還付対象です。車検残存期間が長いほど還付額も大きくなります。大型トラックでは、数万円〜10万円以上戻るケースもあります。ただし、一時抹消登録では重量税還付はありません。還付制度を理解した上で、抹消方法を選ぶことが重要です。

    廃車費用が無料になるケース

    トラック廃車では、必ずしも費用が発生するわけではありません。車両価値や鉄資源価格によっては、解体費用が無料になる場合があります。特にトラック専門の買取業者では、再販価値を考慮して査定を行います。

    例えば、エンジン始動が可能な車両や、人気架装付き車両は、中古車として再販される場合があります。低床4tウイングや冷凍車、クレーン付き車両などは需要があり、走行距離が多くても査定額が付くケースがあります。

    また、国内外向けの需要も重要です。日本製トラックは耐久性が評価され、海外では古い車両でも使用される場合があります。そのため、「古いから廃車」と判断するのは早いケースもあります。

    車種や状態によっては、年式が古くなると査定額が下がりやすいため、早めに売却や査定を検討することが大切です。まずは無料査定で、廃車費用と売却価格を比較しましょう。

    まとめ|トラックの廃車手続きは無料査定を行った後に実施しよう!

    トラックの廃車手続きは、一時抹消登録と永久抹消登録で流れや必要書類が異なります。特に大型トラックや法人名義の車両は、普通車より確認事項が多く、事前準備が重要です。車検証や印鑑証明書、ナンバープレートなどを早めに確認しておくことで、スムーズに手続きを進めやすくなります。

    また、トラックは「古い」「故障している」という理由だけで、すぐに解体するのは注意が必要です。国内外の需要や部品需要があるため、走行距離が多い車両や不動車でも買取価格が付くケースがあります。特に冷凍車・ダンプ・クレーン車などの特装車は、架装部分に価値が残っている可能性があります。

    さらに、車種や状態によっては、年式が1年古くなるだけで、査定額が10万円〜50万円程度下がるケースもあります。車検切れや故障進行によって価値が下がる前に、早めに動くことが重要です。廃車費用を支払う前に、まずは無料査定を受け、売却できるか確認しましょう。

    GROOWAVEでは、2t・4t・大型トラックから特装車まで幅広く対応しています。不動車や事故車でも査定可能です。現在の市場価値を確認したい方は、まずはお気軽に無料査定をご利用ください。

    トラック買取のグルーウェーブ代表 籔上

    監修・文責:籔上 祐希 (トラック買取専門店 GROOWAVE 代表)

    千葉県市川市出身。中古トラックオークションでの買い付け “だけ” に10年以上従事していた経験を持つ、トラック仕入れのプロ中のプロ。これまでに評価買取をしてきた中古トラックの台数は数万台を超える。どんなお客様のトラックにも良いところを見つけて、それに応じた高い査定額をご提示することに、絶対の自信があります。